集計を行う場合、条件反射的にSUM関数を使う事が多いのではないでしょうか。確かに、「ここからここまで」の合計を出すと言った集計では良いのですが
大きな表で、小計と総合計を出すといった場合は、総合計を出す(小計を足し合わせる)のがちょっと面倒ですよね。
こんなときは、
「subtotal()関数で集計しちゃおう」
=subtotal(集計方法,参照範囲)
集計方法 | 集計機能 | 同等の関数 | |
非表示の値も含める | 非表示の値は無視する | ||
1 | 101 | 平均を求める | average |
2 | 102 | 数値の個数を求める | count |
3 | 103 | データの個数を求める | counta |
4 | 104 | 最大を求める | max |
5 | 105 | 最小を求める | min |
6 | 106 | 積を求める | product |
7 | 107 | 不偏標準偏差を求める | stdev |
8 | 108 | 標本標準偏差を求める | stdevp |
9 | 109 | 合計を求める | sum |
10 | 110 | 不偏分散を求める | var |
11 | 111 | 標本分散を求める | varp |
実は指定した集計範囲内にある subtotal は無視して集計してくれます。したがって subtotal で小計を出していれば、小計を除いて集計してくれるので集計範囲を一気に指定しても重複計算されずに正しい集計結果を得ることが出来ちゃいます。
小計を除いて集計してくれる「subtotal()関数」使ってみてはいかがでしょうか。subtotal()関数の詳細な使い方を知りたい方は、別のサイトや書籍等で確認してみてください。